器用貧乏とはこのことか!?三菱自動車「アウトランダーPHEV」が気になる。
- 2020.09.15
- 雑記

こんにちは べるぞう父さんです。
妻が乗っている〇産のコンパクトSUVですが、走行距離が19万キロを超えています。私も休日たまに運転しますが、見た目だけのハリボテ車かと思いきや未だにハンドルはしっかりしているし、カーブでぶれる事もなく、高速での直進性も素晴らしく、シートも硬くヘタった感じも無く、FFでしたが車高が高い為か雪道も強く、今まで故障知らずである意味モンスターマシンだと思っています。
妻は次の車検も受けて20万キロ突破と意気込んでいたのですが、最近前輪からゴトゴト音がするように…。点検の為ディーラーに予約を入れました。
万が一の致命的な故障の場合に備えて買い替え候補(中古車)を検討することに…。
ファミリー層が真っ先に浮かぶのは大人気のミニバンでありますが、私はバスのような感じがしてあまり好きではありません。また通勤車で燃費が悪いのも頂けません。(〇産セレナe-powerは燃費も走りもいいらしい)
見晴らしがよく運転がしやすくて人も荷物も沢山積めて、動く部屋のようにものすごく快適だとは思うのですが…ただの乗らず嫌いです。しかし…
せっかくならカッコいいSUVに乗りたいっ!たまに雪山に行くので出来れば4WDで!
ということで候補に挙がったのが スバル「フォレスター」「レガシーアウトバック」 日産「エクストレイル」 三菱「アウトランダーPHEV」 ランドローバー「ディスカバリースポーツ」。
この中であまり見かけないのが「ディスカバリースポーツ」と「アウトランダーPHEV」になります。
「ディスカバリースポーツ」は英国王室御用達の高級車で一番安くコンパクト?なのが「ディスカバリースポーツ」になります。新車価格は500万円以上で中古車でも300万円からと高額です。すごくカッコ良いんですが…購入費もそうですが購入後の維持費とか考えるとちょっと手が出せません。
三菱自動車の「アウトランダーPHEV」はミドルサイズSUVになります。
「i-MiEVアイミーブ」のEV技術と「ランサーエボリューション」の電子制御4WD、「パジェロ」のSUVの技術を掛け合わせ量販車に落とし込んだ、三菱自動車の技術力を集結して2013年に誕生したプラグインハイブリッド自動車です。
「アウトランダーPHEV」の EV×SUV×4WD×HV の組み合わせは唯一無二だと思うのですが詰め込みすぎたのかあまり人気がありません。
三菱自動車と言えば、「パリダカールラリー」や「WRCラリー」「東京フレンドパーク」「ジャッキーチェン」などパジェロ・ランエボ等の四輪駆動車のイメージがとても強いと思いますが、私の中では自動車界の SEGAセガ みたいなイメージがあり、世界初!史上初!!業界初!!!「売れるか売れないか」よりも「出来るか出来ないか」を優先しているそんな技術者集団のように思えました。
しかし世間的には度重なる「リコール隠し」や「燃費偽装」の悪いイメージが強いようで、会社のイメージは正直よく無いように思います。
会社のイメージは悪いのですが車に罪は無く、逆風の中でも「デリカD5」はとても人気があります。
ミニバン×SUV×4WD×ディーゼル の組み合わせは唯一無二の存在ですし、最近のコロナ禍では密にならないアウトドア人気も拍車をかけていると思います。
私も「デリカD5」の無骨なデザインは新型・旧型共にカッコいいと思うのですが、人気車種の為か中古車でも値段が高い!そして燃費は…。
例えるならミニバン界の「ジムニー」です。そして私の周りでは「ジムニー」並みによく見かけるのです…。
そんなこんなで「デリカD5」と同じ様に唯一無二のSUVなのに全く人気が無く?私の周りではほとんど走ってない三菱自動車「アウトランダーPHEV」(中古車)がいいのではないかと思うようになりました。
狙うはダイナミックシールドで少しカッコよくなった中期型2015年以降モデルの走行4万キロ以下の車体(200万円~)か、初期型2013年モデルの走行4万キロ以下の車体(~150万円)がお買い得なのではないかと思っています。
※2020年12月に「イクリプスクロスPHEV」が発売されます。アウトランダーのPHEVシステムを移植した事で全長が140mm長くなり、エクステリアが大幅に変更されました。アウトランダーPHEVよりも都会的で走りに振った設定になるそうです。
ここがすごいぞ「アウトランダーPHEV」
プラグインハイブリットPHEVがすごい
「アウトランダーPHEV」はプリ〇スのようなガソリンエンジンとモーターのハイブリッド車ですが、大容量のリチウムイオンバッテリーを搭載することで、基本的にガソリンエンジンで発電してモーターのみのEV走行がメインになります。世界初の EV×SUV×4WD×HV の組み合わせになると思います。
街中はリチウムイオンバッテリーの電気を利用してモーターのみで走行し、リチウムイオンバッテリーの電気が無くなるとエンジン効率の良い2,000~3,000回転で発電してやっぱりモーターで走行します。
急な加速や急な上り坂でパワーが必要な時はエンジンとモーターで走行し、高速道路などの高速域はモーターよりも効率の良いエンジンのみで走行するそうです。
家に200Vの充電設備(約5万円~)を設置すれば充電することが出来ますし、ショッピングセンター等の外出先での充電、走行中も勿論充電する事が可能です。
リチウムイオンバッテリーの容量は13.8kwh(初期型 12.0kwh)なので家庭で満充電するのに高く見積もって約345円(25円/1kwhで計算)ほどになると思います。
EVのみの場合約40㎞ほど走るそうなので、そんなにお得なわけではなさそうです。ただしオール電化住宅や深夜電力などの電気代が安いプランだと半額ぐらいで充電できるのでお得と思われます。
ツインモーター4WDがすごい
車の前後にモーターを配置したツインモーター4WDをベースに、前後の駆動力配分と左右の駆動力配分を制御。常時4輪を最適制御することによって意のままの操舵性と卓越した安定性を実現するそうです。パジェロやランサーエボリューションの4WDの技術が生かされているのだと思います。
モーターならではのトルクフルでシームレス、レスポンシブな走行が期待できると思います。
災害時やキャンプに役立つ 100V AC電源(1500W)がすごい
アウトランダーPHEVのリチウムイオンバッテリーの電力を外部に使用することが可能です。最大出力は1500Wもあるので、スマホやパソコンは勿論、ホットプレートやヘアドライヤー等の消費電力の大きな物、さらには電子レンジなんかも使用できるのではないでしょうか。
さらにガソリンが満タンでエンジンで発電することで約10日分の電気がまかなえるそうです。動く火力発電所と言っても過言ではありません。
ここがいまいち?「アウトランダーPHEV」
プラグインハイブリッドPHEVが心配
高機能・高性能がゆえに故障時や事故を起こした場合の修理費が高そうなイメージがあります。リチウムイオンバッテリーにはメーカー保証がありますが、登録から8年以内16万キロ以下の期間で電池容量が70%以下になった場合には無償で交換してくれるそうです。
基本的には年に数%容量が減るそうなので、そう簡単に70%以下になることはなさそうに思います。ホームページによるとたとえバッテリー容量が減っても走行に支障はないように作ってあるそうです。
保証期間外のバッテリー交換は約70万円ほどと噂されていますが、メーカーに問い合わせたわけではないので定かでありません。
基本設計が古い
「アウトランダーPHEV」はガソリン車に1年遅れの2013年に発売され、2015年のマイナーチェンジでフロントマスクがダイナミックシールドに変更され、燃費・快適性も向上しました。2018年にはPHEVシステムが変更されるビッグマイナーチェンジが行われました。
マイナーチェンジで変わったとはいえインテリアは全体的に少々古臭いかなと思います。ただ三菱自動車のフラッグシップ車なので高級感は感じられました。
中身はマイナーチェンジで少しずつ改良されているので、性能も上がって不具合等も少なくなっていると思います。
2021年には新型が出るそうですが、最近発売されたトヨタのRAV4PHEVの性能並みかそれ以上に進化するのであれば新車価格は500万円以上になると思われます。
寒いと燃費が悪くなる?
暖房を使う場合は熱源が必要となりガソリンエンジンが始動(多分アイドリング状態?)するそうです。電気で暖かくなるシートヒーターやオプションで電気温水器式暖房をつけるとエンジンが始動しないと思われます。
ただし電気温水式暖房が効率がいいかは別問題だと思います。
200Vの充電設備
家で充電するには200Vの充電設備(約5万円~)が必要な為、戸建てで駐車場が無いと厳しく、一般に普及しずらい要因の一つと思われます。
車両重量が重い
普通の自動車と同じようにガソリンエンジンも積んでいますが、そのほかに”ツインモーター”と”リチウムイオンバッテリー”を搭載しているので車両重量が約1,900kgもありかなりのヘビー級です。リチウムイオンバッテリーの電気が無くなると重い電池を積んだハイブリッドカーになってしまいます。重い事でタイヤの減りも気になります。
メリットがあるとすれば、重たい電池が車体中央にあるので安定感があるのと下り坂は速いかもしれません。
ガソリン車に比べて割高
「アウトランダー」はガソリン車とPHEVの両方販売していますが、新車価格でガソリン車(4WD)が約300万円~、PHEVは約370万円~なので約70万円の差があります。中古車ではその半分ぐらいの価格差があります。
※エクリプスクロスPHEVとの差別化を図る為か、装備変更により2020年11月の新車価格は430万円~に値上がりしています。次期アウトランダーPHEVは間違いなく500万円~になると思います。
最後に
なんだかデメリットのほうが多いような…。とても面白そうな感じはするのですが、所有するには少し勇気がいりそうなそんな車のように思えてきました。普通にガソリン車を購入したほうがいいのではと思い始めてきました。
しかし、EV走行のシームレスな走行性能や静寂性、電子制御4WD走行の安定感、電欠になってもガソリンでも走れる安心感、ミッドサイズSUVにしてはそこそこ低燃費、いざという時頼りになるAC電源、他の車には無い魅力にあふれた一台であることは間違いなく、検討してみる価値はあるように思えました。
※当ブログに書かれていることは本人の記憶を元に書かれている為、正確であるとは限りません。くれぐれも投資は自己責任でお願い致します。
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