「ドルコスト平均法」より「バリュー平均法」が有利なのか!?自分なりに考えてみました。
- 2019.12.17
- 投資信託

こんにちは べるぞう父さんです。
毎月一定の金額を積み立てる「ドルコスト平均法」と「バイ&ホールド」を実践していますが、含み益が増えてくると利益を確定(売却)したくなる衝動に駆られてしまいます。
そこでネットなどで調べてみると、評価額が高いときは売り・安いときは買う「バリュー平均法」なる投資法がある事を知りました。
バリュー平均法とは
あらかじめ積立額や評価額を決めておいて(バリュー経路)、その金額から外れた場合に売買を行う投資法になります。
例えばあるファンド等を毎月10,000円ずつ積み立てる投資を始めます。
一ヶ月後のファンドの評価額が9,000円に下がっている場合は11,000円の投資を行い、逆に評価額が11,000円に上がっていた場合は9,000円を投資します。
つまり毎月10,000円積み立ての評価額(バリュー経路)に対して不足している場合は追加で購入し、上回る分は減額・売却することで、相対的に見て平均より安く購入したり、高く売却する事が可能なんだろうと思います。
また多くの「バリュー平均法」のブログを拝見すると、過度な売買を抑制する為か3ヶ月に一度見直したり、バリューパスに年利5%を上乗せしてそれを上回った分を売却するなどのルールを設けていました。
最初知ったときは「これだ!」と思ったのですがデメリットもあるそうで…
ハイリスク・ハイリターン?
評価額が上がったときは売るのはいいのですが、その先評価額が下がった時も大きく下がる事になります。当然追加投資してバリューパスに近づけるので今度はまた大きく上がり売却します。これを繰り返す事になります。良くも悪くもハイリスクハイリターンなのかなと思いました。
自分で山と谷を大きくしてせっせと平均値に戻している感じがして、私には無駄なように感じられました。
複利の効果が薄れる
バリュー経路より評価額が上がると売却してしまうので、良くも悪くも現金を手元に持つことになります。その為複利の効果が下がるのではないかと言われています。自然とリバランス出来ていいような気もするのですが…。
すこし手間が掛かる
毎月決まった金額を購入するわけではないので自動で買い付けることは出来ません。またバリュー経路の設定(何%上がったら売却・何%下がったら購入)が重要になるので、「バリュー平均法」を実践している方の書籍・ブログなどを参考に始めるのがいいのかも知れません。
最後に
投資は売り時が難しいといいますが、上がり過ぎた場合に売却する「バリュー平均法」はいいように思えました。
しかしネットなどで調べてみると「ドルコスト平均法」とそんなに変わらないとか、下落相場のナンピン買いで資金が足りなくなった等のネガティブな意見も多く、あまりメジャーではないのかブログで実践・報告している方が少なく思いました。
結局のところやってみないとわからないのですが、私はもう少しシンプルな積立しない「バリュー平均法」を来年2020年から試してみたいと思いました。
※当ブログに書かれていることは本人の記憶を元に書かれている為、正確であるとは限りません。くれぐれも投資は自己責任でお願い致します。
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